VR中心、雑記ブログ

ブログ名は適当。あとで変えるかも。

Oculus Riftの次世代機は(一度)開発中止になっていたらしい??

jp.techcrunch.com

 

上の記事のメインはOculusの共同創業者でFacebookのPC VR部門の責任者を務めていたBrendan IribeがFacebookを退社しましたよ、というニュースなのですが、その理由の一つとして彼が携わっていた「Rift 2」が中止になったという事が上の記事内であげられています。そのため、テッククランチは「そもそもFacebookはPC VRに興味がなく、スタンドアロン型のOculus Goとか今後発売するOculus Questとかの方向性で行くのでは?」と思っているようです。

しかし、Oculusはこの記事を受けて「テッククランチの記事は間違っており、PC用VRの次世代機開発は今も続いているよ」と言っています。

 

uploadvr.com

 

とはいえ、「間違って」いるのはどこの部分なのかもよくわからないので、実際に一度Rift 2はある程度進んだけど御破算になって、その時のトラブルとかがBrendan Iribeが去る一因なのは本当だけど、PC用VRの次世代機開発はそれはそれとして進めているよという事かも知れませんし。

まあいずれにしろ、「え、Facebook、PC用VRから完全に手を引くの!?」とちょっと焦ったのですが、とりあえずそういうわけではないようで。少し安心しました。それにしても、Facebookってどんな会社なんでしょうね。買収したOculus、Instagram、WhatsAppの人達がどんどん去っているようで。

Oculus社が一体型VRヘッドセットOculus Quest発表

www.moguravr.com

 

Oculus Questが発表されましたね。PCとの接続不要の一体型VRヘッドセットで、見回す事しか出来なかったOculus Goとは違い、しゃがんだり前後に動いたりもインサイドアウト形式のトラッキングで可能にしています。しかも広角のカメラを複数本体に配置したことで、両手のコントローラーもかなりの範囲で検知してくれるようなので、つまり、本格的なVRヘッドセットとして使える一体型のものがようやく出てきた、ということみたいです。

詳しい事はリンク先のMogura VRの記事を見てください。

解像度は片目1600×1440と現行ではトップクラス、しかしリフレッシュレートは72Hz。このあたりはどうなんでしょうね?まあ一体型ということでどうしても処理能力は低くなるでしょうから仕方ないのかな。っていうかその処理能力なんですが、どの程度になるのかが気になるところ。講演でもこのあたりの話はどうやらなかったようで。399ドル、しかも一体型、となると処理能力にはあんまり期待できないだろうなという予想はつくのですが。

MR的な事も出来るようにしたのは嬉しい。これでVR内でのキーボード入力もできるようになるかも。片目1600×1440ならある程度文字も読めるだろうし……。

 

個人的にはPC接続の次世代ハイエンドOculus Riftの情報がまったくなかったのが残念です。グローブ型コントローラーの開発などもしているようなのですが、まあ今後に期待。

 

いずれにしろ、Questについては来春の発売までにメディアからのレビューなども出るでしょうから楽しみ。

NVIDIAがGeForce RTXシリーズを発表

ということでついにGeForce RTX 2080 Ti、2080、2070が発表されましたね。

詳しいスペックとかはすでに日本語記事もたくさん出ているのでどうぞ。

www.4gamer.net

 

発売は9月20日

今回は2080 Tiも同時に発表ですが、一応ちょっと前に「2080 Tiが同時に出るのでは?」というリークも出ていました。きりがないので紹介しませんでしたが。

とりあえずベンチ待ちですかね。一応性能は結構上がっているようですが、レイトレーシング推しのようで、実際にどの程度ゲーム性能が上がっているかというとどんなもんなんでしょう?今後はベンチマークに「レイトレーシング ON/OFF」の項目も入るのでしょうか?

ちなみにレイトレーシングがなんなのかよくわからない方はこちらをどうぞ。

 

voya.hatenablog.com

 

 

(余談。NVIDIAの発表の映像、途中までしか見れてないのですが、ジェンスン・ファンって結構おもしろいおっさんなんですね。)

NVIDIAが次世代のQuadroシリーズ発表&次世代GeForceをチラ見せ

www.moguravr.com

NVIDIAがカナダで開催中のSIGGRAPH2018にてTuringアーキテクチャQuadroシリーズを発表しました。RTX8000、RTX6000、RTX5000の三種類を発表しており、これ一台でリアルタイムレイトレーシングが可能になる、とのことです。(リアルタイムレイトレーシングについてはこの記事で紹介した。)

で、同時にNVIDIAは下のティーザー動画をYoutubeにアップしています。

www.youtube.com

これはQuadroシリーズとは関係なく、「8月20日にゲーム向けのすごい発表するから待っててよ」みたいな動画です。で、この動画の中に色々と意味深な文字がたくさん出てくるのですが、それらをVideocardzが読み解いた記事を読むとどうやら「GeForce RTX 2080を8月20日にケルンで発表するよ」ということらしいです。

ちなみに、RTXというのは、NVIDIAはどうやら今回の世代からGTXという名前をやめてRTXにするのではないかという情報が数日前に出回っていたのですが、それが今回のQuadroシリーズで裏付けられたことになります。(とはいえ、RTXはQuadroシリーズのみの名前という可能性もなくはないと思いますが。)あと、結局1180じゃなくて2080っぽいですね。

 

あと1週間か。楽しみ。

NVIDIAが8月20日にGeForce Gaming Celebration開催

wccftech.com

NVIDIAが公式サイトで、8月21日から25日に行われるドイツのゲームショーGamescomに先立ち、8月20日GeForce Gaming Celebrationというイベントを開催することを発表しました。

案内文には「最新のハードウェアで動作する」新作ゲームの紹介などが行われる予定という事とともに「素晴らしいサプライズ(some spectacular surprises)」がある事が予告されています。 

voya.hatenablog.com

voya.hatenablog.com

これまで上の通りNVIDIAの次世代GPUについて色々とリーク情報などを紹介してきましたが、まあほぼこれで発表の日は確定……でしょうかね?まあまだわかりませんが。

【リーク】GTX 1180は8月30日発売?

videocardz.com

 

どうやらNVIDIAのパートナー企業からYoutuberに送られたEmailがリークしたようです。まあいつも通り、真偽のほどはわからないのですが、リークしたメールによると、次世代GeForceの発売日は以下の通り。

 

GeForce GTX 1180: 8月30日
GeForce GTX 1170/1180+: 9月30日
GeForce GTX 1160: 10月30日

 

そしてメールにはここまで次世代GeForce発売が遅れた理由とともに、8月21日に電話による会議(conference call)を行う旨が書かれています。

「1180+」という名称がありますが、これについてはまだよくわかっていません。NVIDIAのパートナー企業からのメールということを考えると、各社の調整の入ったオリファンモデルではないかとVideocardzは予想しているようです。

 

さて、以下の記事で書いたとおり、8月21日から開かれるGamescomにNVIDIAがメディア関係者を招待した「らしい」という噂がありました。

 

voya.hatenablog.com

 

NVIDIAのメディア関係者を招待したイベントが21日からのGamescom内で行われるのか、それともその前に行ってGamescomでは実機展示などを行うのかはわかりません。

 

ということで、色々な事が8月20日周辺での発表を示唆しているのですが、とはいえ、確実な事はわかりません。このリークされたメールだって、これまでの情報から、手の込んだ偽物のメールを誰かがイタズラで書いたのかもしれませんし。Videocardzの人も、「自分の周囲の人間はこのメールは受け取ってないから、これが本当かどうかわからない」という旨を述べていますし。まあ、あと一月すれば真偽はわかりますね。

Leap Motionがミラーワールドというコンセプトを発表

www.moguravr.com

 

手指のトラッキングセンサーでお馴染みのLeap Motionが現実空間にCGを重ねてその中で「現実」をスイッチして環境に関わる事ができるようなMirrorworlds(ミラーワールド)という考えをコンセプト動画として発表しました。

www.youtube.com

まあ、MicrosoftがこれまでMRとかそういう言い方で紹介してきたものに近いのかな?

で、おもしろいのは、中の人が

「この未来の技術は、皆さんが思っているよりも近い将来に実現するでしょう。現在のハードウェア技術を使えばほとんど実現可能で、技術的な制約は多くありません。残された課題は、我々がどのような世界を作りたいのか、コンセプト化、優先順位づけし、その世界を構築していくことです」

と言っている事。たしかに、動画を見てみると、これくらいのことは今でもスタンドアローンの機器でなんとかできそうな気もする。(限定された空間以外もとなるとどうかわからないけど。)というか、テクスチャーの荒さとかポリゴンのなめらかにできてない感じとか、いかにも今作ったらこんな感じになりそうだし、素人考えだけどこれくらいなら今でもできそう。

www.youtube.com

でもこのあたりって具体的にどう使われると便利なのか、とかがいまいちわからない。遠隔会議は今でも映像を送ればそんなに問題ないわけだし、3Dのアバターがあった方が円滑に進む場面とかってそんなに頻繁にあるものなのだろうか。まあ携帯電話しか使ったことがない人達に初期のスマホもいまいちどう便利なのかわからなかっただろうし。

というか、そのあたりの「どう使うか」というのも、多分プラットフォームを開放した上でユーザー兼開発者みたいな人達が貪欲に使い方を開発していくのだろうしね。だからプラットフォームができることが大事なのだろうけど、そのあたりを今後どこが握るのかが怖くもあり、楽しみでもある。

Hololensみたいなものが3万くらいで手に入るようになると一気に楽しくなりそう。(いや、スマホは10万くらいするからもっと高くても普及はするか?しかし、スマホは携帯電話というすでにある必須の物の代替という形だったが、これは新しい価値を作るガジェットだから難しいかな。そのあたりについてもどういう戦略を見せてくれるのか、企業には期待したいな。)