VR中心、雑記ブログ

ブログ名は適当。あとで変えるかも。

バーチャルYoutuerについて適当に

適当に書き散らします。根拠も何もありません。

バーチャルYoutuberが最近にわかに人気ですが、現在人気を集めているバーチャルYoutuber達って基本的に日本人がやっている人達だと思うんです。バーチャルYoutuberって別に海外でも技術的にはまったくもって可能なんですが、しかしこれが出てきた文脈って明らかに「アニメ」だと思うんですね。まあ「ゲーム」とかも大枠で含まれるとして、「アニメ的な表現」と連続している存在だと思うんですね。で、アニメっていうのは現在の所ではありますが、「日本」がやっぱり一強でオーセンティックな存在で、それ以外は弱めなわけです。だからこそ「中国のアニメはやっぱりダメ」とか「吹き替えは邪道」みたいな意識が海外で出てくるわけです。(まあ吹き替えはともかくとして、いずれ中国や韓国のアニメというものの存在感というのはもっと増してくると思いますが。日本とはまた違った文脈で。日本のアニメの特徴は「変」なことだと思っていて、それは漫画という裾野の巨大さゆえだと思っているのですが(漫画が直接原作として影響している場合と、漫画というコンテンツが多様であるためにアニメとしても許される表現が増えるという二つの意味です)、それがおそらく中国や韓国にはそういった裾野がないので、このあたりの差異っていうのはまだしばらく残るのではないかと思います。まあどうでもいい話ですね。)

で、バーチャルYoutuberを楽しんでいる海外の人達っていうのはおそらく基本的にネットオタクの人達で、それはつまりアニメオタクでもあり、ゲームオタクでもあるわけです。かなり密接に重なっているところの人達です。Youtuberというのはネットオタクじゃない層も見ていますので、比較したらバーチャルYoutuberを好んでみるような人達は小さめのパイなのですが、とはいえ全世界で見たら当然かなりの巨大さがあるわけです。

ということで、日本のバーチャルYoutuberが海外の人達にもうけているのは、おおいにアニメの文脈にのっているおかげなので、おそらく海外の人達は「日本語のかわいい声で話している、アニメっぽい雰囲気の女の子」という幻想にのっているわけです。だから、英語でバーチャルYoutuberをやる女の子が海外で出てきて、果たして人気を集められるのかどうかというのが日本のバーチャルYoutuberよりも一段難しくなると思います。つまり、彼ら海外のオタク達は日本語がわからないので一枚幻想かませられるわけです。(もちろん翻訳されていますけど、ここで話しているのはそういうことではありません。)で、さらに日本語の響きをオーセンティックなアニメボイスだと感じる人達にとっては英語でのアニメボイスは「偽物」的な感じも抱くと思うのです。だから、このあたり日本のバーチャルYoutuberはだいぶ有利に戦えている感じもあると思います。

で、ここまで書いたところでなんとなく海外の人の意見を読んだらおもしろいことを言っていました。アニメYoutuberコミュニティには、女性があんまりいないから女性が入って嬉しいって言ってる人がいました。オタサーの姫的なあれなのかな?wどうやらバーチャルYoutuberって海外では「アニメワイフ」みたいに呼ばれているようで、やっぱりアニメ文脈みたいですね。「ニコニコでやってた「すごく日本的なこと」をYoutubeに持ってきてくれているから人気なんじゃないかな」みたいな事も言っていました。これについては日本的なことというのがいまいちピンときませんが、全体の雰囲気として確かに海外の人がやる雰囲気とはまったく違うとは思います。あと、ニコニコというのもおもしろい観点で、確かにこういう勢いのあることというのは一昔前ならばニコニコでやっていてもおかしくないですよね。うーん、しかしまあニコニコでやってたら大分形は違うものになっていたでしょうね。お金の動きとかも違うだろうし。のじゃろりおじさんとかはニコニコの雰囲気ありますよね。

あと、どうやら海外の人達的には、アニメとYoutuberの中間みたいな見られ方をしているっぽいのがおもしろいです。「毎日更新されているアニメコンテンツ」みたいな楽しみ方をしているっぽい。

 

うーむ、このアニメという文脈がどこまで強固なのかによって、日本のバーチャルYoutuber達が今後どこまで行けるのかというのが結構決まってくるのかなーという感じがあります。

まあ、つってもこれら全部根拠のない放談なので、普通に英語のバーチャルYoutuber出てきて、すぐに人気になりそうな気もしますけど。

無線電源供給技術がそろそろ本格的に出てくるかも?

japanese.engadget.com

EnergousというスタートアップのWattUpという技術を利用した約1m範囲内で遠隔充電できる送電機が、FCC認証を受けたらしい。1月のCESで実演するとのこと。

元々このWattUpという技術、4,5mとか広範囲に送電できることが売りらしいが、とりあえず1mのものでFCC認証を受けたようだ。FCC認証受けて1月にCESで実演ということは、もしかしたら案外すぐに対応製品とかも出るのかもしれない。海外のサイトでこの製品について知ったのだけど、そこでは「もしかしたらだけど、この送電機の価格とか対応製品とかについてもCESである程度情報が出てくるかもしれない。もしかしたらだけど」みたいな事が書かれていた。

送電機では、下のものが既存のQi互換の製品としてすでに発表されていたが、まだ発売時期とかは2018年中ということ以外未定らしい。

japanese.engadget.com

 

無線充電技術って実現して普及しだしたら世界が結構変わると思っていて、例えば今Apple Watchとかって充電があんまりもたなくて睡眠記録とかつける用途にはなかなか使えないのだけど、こういうのも一定程度解決するわけだ。主要なカフェとかにまで普及したら、ノートパソコンとかでも割り切ったバッテリー量で、そのかわりめちゃくちゃ軽い、みたいなものも出てきておかしくない。(まあNECとかが作ってる700gちょいとかのノートパソコン、バッテリー削りまくってるから今でもあるっちゃあるけど。)VRHMDとかへの電源供給とか。いや、それだけじゃなくて、俺では思いつかないような既存の概念を壊すような製品が出てくるんじゃないかと思っている。(まあ、バッテリーというものが存在するのだから、ワイヤレスなら便利なものっていうのはすでに大概ワイヤレスになってるのだろうけどね。)

アダルトVR動画撮影についてのインタビューがおもしろかった

www.moguravr.com

www.moguravr.com

 

色々と興味深かったので、以下いくつか気になったところピックアップ。

実際に店舗でVR体験したお客様にヒアリング調査をしたのですが、Amazonなどでたくさんの多種多様なVRゴーグルが販売されている現状で、お客様はどれを買えば良いのか迷ってしまい、もう面倒だから「VRを諦めた」という方もいるという調査結果が出ました。

このインタビューしてるVRニュースサイトのMogura VRもたびたびスマホ用VRゴーグルの比較おすすめ記事を出しているが、あれって重要なんだな。まあもちろん、検索しておすすめとか調べるのも面倒くさいって人もいるのだろうけど。

AV男優のジャンルにVR男優という特殊なものが出てきている

これについても非常に興味深かった。VRAVを見ているとなんか下に体は映っているのに、カメラは顔の位置にあるっぽいし、どうなってるんだろう?なんか特殊な装置使ったり編集したりしているのかな、と思っていたのだけど、単純に男優さんがすごい姿勢をしているらしい。首をひねって女優さんの方がなかなか見られない状態らしく、その状態で興奮を維持して、さらに声を出すのは厳禁というかなり特殊技術がいるらしく、「VR男優」というものが出てきている、と。

金井:演出面になるのですが、VR作品だと基本的に男優さんは喋らないですね。男優さんが喋ってしまうと視聴者の方が「俺こんなこと言わないよ」と思ってしまい、没入感が下がってしまいます。


──それは凄い分かります。サガりますよね。

 

金井:そのため女優さん一人が喋る作品が多いです。受身の作品が多い女優さんの中には、自分から攻めるのに慣れていないため、VR撮影に苦戦する方もいますね。主観モノなどの作品に出演されてきた女優さんなどはVR撮影が得意だったりします。また、一人喋りなので、演技が上手い女優さんの作品は自然と没入感が得られるので、人気になります。

これもおもしろい。AVとかだと「女優」とは言っているが、かわいかったり胸が大きかったりすれば演技がダメでもそこそこ人気は出るが(とはいえ、人気のAV女優さんはやはり演技も上手い人が多いと思うが)、VRAVだと「演技力」というのが、かなりのポイントになると。また、VRAVだと女優さんの「体の柔らかさ」とかも重要になってくると。おもしろい。

この後、「あり得ないけれどももしかしたらあり得るかも」っていうシチュエーションが人気なのではとか、実際の行為に入る前の導入の演出というのがVRAVでは重要とか、これまでスマホの容量の問題で長尺の作品がなかなか出なかったけどDMMがPSVRでのストリーミングとかに対応したことで長いものも出てくるようになったとか、色々な話が出てくるのだけどおもしろかった。

 

 

多分、まだ黎明期なので、個人的な技術というのがすごく重要な時期なのだと思う。だから特殊な技術を持っている男優さんが業界で「あいつはうまいぞ」という事になり、仕事が来ることになったり、まだまだどうすればいい感じの作品が撮れるかっていうのがマニュアルみたいになっていないため監督の個人技能に頼らざるを得ず、「監督買い」が起きていたり。あとは、多分だけどまだVRAV、それも日本のものってあんまりネットに違法アップロードされたりしていないのではないだろうか?少なくとも、普通のAVのような惨憺たる状況にはなっていないと思う。いずれブラウザやサイト、HMDがVRのある社会に完全に対応したらVRAVの違法サイトとかも繁盛する事になってしまうのではないかと思うが、現在はまだ色々とハードルが高い。だから見たいという人は購入しなければならず、だからこそ市場としておもしろい状態になっているのではないか?みんなに熱意があるというか。作る側もそうだし、見る側もみんな金を出すので真剣というか。真剣な現場の話はやっぱりおもしろいですね。

Googleとカリフォルニア大学バークレー校が最新の人工音声生成モデルを発表

shiropen.com

 

Googleとカリフォルニア大学バークレー校の研究者が、新しい人工音声生成モデルを論文として発表したらしい。 

最近の人工音声については以下のエントリでまとめた。

 

voya.hatenablog.com

 

これの一番下にあるWaveNetなどを発展させたものらしい。

で、実際にどんな感じなのかというと、こんな感じ。

Audio samples from "Natural TTS Synthesis by Conditioning WaveNet on Mel Spectrogram Predictions"

上のページで聴くことが出来るのだけど、もはや人間と見分け(聞き分け?)ができない。最後に人間が発声しているのと、このモデルが発声しているのを並べているのだけど、本当にどっちがどっちなのかわからない。

一応、外国語であるから、日本語ならばある程度違和感とかもわかるのかもしれない、とも思うのだけど、でも正直これ英語の参考書とかについてくるネイティブが発音しているCDの中身がこのモデルと入れ替わっていても俺はまったく気付かないと思う。まあまだ問題はあるようなので、「今すぐ参考として100%使える!」というわけじゃないのだろうけれども、いずれGoogle翻訳の発声が超リアルになる未来は近いのではないかと思う。

(とはいえ、大分音質下げているようだからそれが上がるとどうなるのかはちょっと気になる。)

northwood.blog.fc2.com

 

うーん、Ryzen 2が12core/24Threadで、さらに周波数もかなりの高さで書かれている公式っぽい画像が、KitGuruの編集者の方?が「今週のまとめ」みたいな事を話している動画でいきなりチラッと掲載されている、ということらしい。

いかにも公式っぽい画像なんだけど、本当にKitGuruがこの画像をどこかから手に入れたのならもっと大々的に記事にするんじゃないかと思うんだけど、でもこの動画の位置づけもよくわからんからなんとも言えない。

 

まあRyzen 2は来年早々には発表されるっぽいので、そちらを待ちましょう。

 

さらにこの方、最新の動画では自身が「怪しい情報」と言いながらも、28coreの「Core i11」がインテルから登場するという情報も紹介しているようで。一応「AMDがもしもEPYCをデスクトップマーケットにおろしてくる事を計画しているのならば、対抗としてインテルがそういったことをしてもおかしくはない」と予想しているようです。

 

いずれにしろ、最近はCPU関連の動きが活発になっていて、とてもおもしろいですね。

www.kurzweilai.net

 

ふむ、量子コンピュータができあがると既存のパスワードは役に立たなくなると言われているが、まあやっぱ量子コンピュータ時代に備えて、安全性を高める研究も進んでいるんだな。

あと最近思っているのは、量子コンピュータというものすごい計算能力が登場すると、ブロックチェーンの仕組みの安全性って担保されるのか?という。一応「計算能力の問題で事実上台帳の書き換えが不可能」というのがブロックチェーンの安全性を担保していると思うのだが。

まあ誰かこのあたりのことも考えているのだろうな。

www.moguravr.com

 

これ、実際のところVR内ではVR内なりの「デスクトップ」というかすでにもはや「デスクトップ」ではまったくない何か新しい作業空間が必要だというのはわかるのだけど、このあたりは各社現在模索しているところですよね。

というか、何よりもこのような作業空間にはある程度の「文字の可読性」が必要だと思うのですが、そのあたり現行世代はまだまだなので、次世代とかでようやく使い物になるんじゃないですかね。それとも、文字を大きくすればそれなりに使えるのだろうか?現在バーチャルデスクトップでパソコンのモニタの画面をそのまま表示して作業しようとするとかなりの苦痛です。全体が見渡せるように小さくすると文字が読めず、文字が楽に読めるくらい画面を近づけるとでかすぎて首を動かしまくることになります。

これをそのままで楽に作業が出来るくらいにしたいとなるとVRHMDのモニタをもっと高精細にする必要があるでしょう。

しかし、そもそもの問題として現在のデスクトップ画面をそのまま持ち込んでVR内で再現する必要はないわけで、上の記事に載っている動画でもブラウザの画面を自由に配置できるようにしたりしていますが、でもなんかそれもいまいちな気もするのですが、どうすればいいのかは思いつきません。結局は現行のマイナーアップデートみたいな形で対応する他ないのかも知れませんが。

 

まあつまり、このあたりってまったくもって過渡期なんで、5年後とかにはどうなっているか楽しみですね。