GoogleのWelcome to Light Fieldsすごい。
これ、Steamにあったので体験してみたのですが、すごいですね。ちょっと感動しました。Google Earth VR以来の衝撃かも。といっても、これまでもあった技術(光の反射とかについてはよく知りませんが)なのですが、それを比較的安価に手軽にできるよってのが今回の技術のメイン?っぽい。それはそれとして、体験としてすごいです。360度画像はなんらかのVR機器を持っている方ならば見たことあると思いますが、あれはまあのっぺりしているので、それが画像だっていうのは即座にわかりますよね。しかしこのGoogleのライトフィールド撮影装置は少し(数十cm?)の幅ならば「動ける」360度画像なのです。つまり、これこそ「VR」っていうやつですね。まあ動けるといっても、実際歩き回れるわけではなくて、頭を傾けたりしてもその角度からの様子が見える、ということです。言葉で説明するよりも実際に試してみた方が早いと思うので、VR機器とPCを持っている方はSteamで落として試してみることをおすすめします。これが普及したらどうなるんだろうか……と夢が膨らみますよ。
試せない方は、動画で見たらどういうものなのか理解が早いかもしれません。
画像とはいえ撮影できる解像度には限界があるでしょうし、なによりまったくの静止画なので「完全にその場所にいる」という感覚にはならないのですが、でもこれが普及したら旅行というものの位置づけって少し変わるんじゃないか?というくらいの気持ちにはなりました。
それにしてもディスプレイ解像度の高いHMDが欲しくなりました……これだけリアルな風景を網戸ごしに見るのは悲しい。丁度Vive Proが出るのですが、しかしそれを買うお金はなかなか……。
Oculus躍進?
Oculus RiftがSteamのVR使用機器シェアでトップになったようで。今までずっとHTC Viveがトップだったので、逆転ですね。SteamはViveの公式プラットフォームなので、そこでトップということは、おそらくOculusはOculus Homeだけしか使っていないという人が数は少ないだろうけれどもいるにはいると思うので、ユーザー数はOculusの方が結構上っぽいですね。しかし、記事では一部のアナリストが「HTC ViveがOculus Riftを総売上で上回っている」という推測している事も書かれているのですが、Riftはシェア獲得のために躍起になって値下げしましたから、そういうことですかね?あとは、多分Steamはゲーセンとか開発者とかにも結構人気なはずです。とはいえ、それらがどれくらい影響するほどの数あるのかわかりませんが。
まあとにかく、そのOculusが勢いに乗っているところでそろそろ発売されそうなのが、Oculus Goですね。200ドルと非常に手の届きやすい値段で発売する位置トラッキングなしのVRヘッドセットですが、これ売れるのかいまいちわからないです。200ドルという手軽ながら高品質なVRヘッドセットが発売されること自体は正義なのですが、しかし位置トラッキングなしですから、そうなると基本的にはライトユーザー向けとなると思います。しかし、ライトユーザーに刺さるのか、いまいちつかめないんですよね。まあ、発売してみれば色々と新しい使い方とか、これだけで楽しめるコンテンツとかもたくさん出るかもしれませんしね。なにはなくとも、とりあえずはユーザーベースの拡大ですね。選択肢が多くて困ることはそんなにないですし(適切な案内が適切なタイミングで提供されれば)。
(どうでもいい話……ではないかもしれないんですが、たしかOculusの提供しているGalaxy用のGear VR、2017年にFacebookのアカウントとの紐付け必須になったんですよね。うわぁ……と思った覚えがあるんですが、Oculusの親会社であるFacebookは当然自社サービスとの接続・囲い込みの方向で進んでるんで、Goももしかしたら紐付け必須かもしれませんね。まあ紐付けたからってFacebookの方に「現在この人はOculus Goを利用しています」とかいうマークが出るわけでもないでしょうが。おそらく。)
■
うーん、さすがにこれは……という噂が出てきたのですが、まあわかんないですね。「NVIDIAのTuringがゲーマー向けのラインで7月に発売、AmpereはVoltaの後継で3月末のGTCで発表される」というものなのですが、どうやら「Ampere」という名前を数ヶ月前だったかに「リーク」した人が言っているらしいです。しかし、そもそもそのAmpereという名前自体も本当なのかわかりませんしね。
いや、でもそもそもロイターがちょっと前に「来月、NVIDIAはTuringというゲーミングGPUを発表する予定」と2月に書いていたのか。でもTuringがゲーマー向けの名前というのはしっくり来ないんですが……。Voltaの後継がAmpereというのはまあある程度頷けるものではありますね。
うーん、いや、まあしかしいずれにしろぼんやりと「そろそろ色々と発表されるんだなー」くらいに捉えておいた方がいいですね。リーク合戦みたいな様相になってきている感じも受けるので、多分近いうちになんらかの発表がある程度の時期にはなっているのではないかと思うのですがね。
GPUの高値は今年末くらいまで続きそう(NVIDIA談)
NVIDIAの中の人が、販売店の人に、メモリーがAppleとかSamsungとかに行っており、現在のGPUの品薄値上がりは2018年第三四半期頃まで続くだろう、価格が正常化するのは今年終わり頃か、あるいは2019年初め頃になるだろう、というような旨の事を話したらしいです。(正式に話したわけではなく、見通しについては立ち話程度の事だったのかも知れません。詳細はわかりません。)
これが本当の事かはわかりませんが、元々情報はMassdropというサイトから来ているようで、このサイトは特殊な形態の販売店のようなのですが、まあとにかく結構情報の信頼性としてはありそうです。
とはいえ、信頼性は「NVIDIAの販売担当者がそのような見通しをMassdropの本社に来て(立ち話か正式にか)語った」ということまでで、NVIDIAの人が未来を見通せるわけではないですし、どこまで他社の動向を正確につかんでいるのかもわかりませんので、実際にこうなるかは神のみぞ知るところですが。しかし、まあ、NVIDIAの人が言うってことはこの異常な品薄の改善は、結構内部から見ても簡単な立て直しができないようなきつい状態っぽいですね……。
【噂】NVIDIAが3月末のGTCで新製品発表?
やっぱり「噂」ですけど、3月26日から29日のGTCでNVIDIAが新製品発表するよっていうのが出てますね。で、AmpereとTuringが発表されて、Ampereがゲーム向け、TuringがAIとかそっち方面向けだよ、という事らしいです。やっぱりこれも噂ですけどね。
過去の記事でも紹介してきてますけど、GTCで発表されるっぽいという噂はこれまでも出てきているのですが、第三四半期になるんじゃないかという噂もありますし、わかんないですね。「4月12日に発売するんじゃないか」なんていう具体的な噂も出ているので、それが本当だとすると3月26日からのイベントで次世代を発表して、4月12日に発売、ということになりますね。いずれにしろ1ヶ月後のイベントで何かがわかるんじゃないでしょうか。すぐですね。
以下、これまでの関連記事
Ryzen 5 2600の性能は第1世代のシングル15%、マルチ31%アップ?
Ryzen 5 2600らしきデータがGeekbenchにあったそうで、それによるとRyzen 5 1600がベースクロック3.2GHz、3.6GHzだったところ、Ryzen 5 2600ではそれぞれ3.4GHz、3.8GHzになっているようで。スコアがシングル性能でおよそ15%、マルチ性能でおよそ31%アップしているようです。さらにこれはおそらくサンプルなので、最終的な製品ではもう少し性能が伸びると予想されます。プロセスが14nm LPPから12nm LPということで、そんなに性能は伸びないんじゃないかとも言われていたのですが、普通にかなり伸びているっぽいですね。
Ryzen 3、7も伸びていると嬉しい……。