読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

VR中心、雑記ブログ

ブログ名は適当。あとで変えるかも。

日本の歴史・世界の歴史の本のカラー・非カラー(白黒)について

歴史の本を最近好んで読んでいるのだけど、カラーか否かで結構理解しやすさが変わってくるということに気付いた。ということで、かなり損をしながらカラー版の書籍を探しているのだけど、ある程度わかってきたのでまとめたい。

・日本の歴史(中公文庫)文庫全27冊 全編白黒 中身は60年代のもの 新品で手に入る 1300円から1400円 全巻揃えると37800円弱

・日本の歴史(講談社)ハードカバー全26冊 冒頭数ページカラーで、大事な史料を示しているが、中身は白黒 00年代のもの 「日本の古本屋」で全巻揃いで17000円くらい

・日本の歴史(講談社学術文庫)上記ハードカバーの文庫版全26冊 全編白黒 中身は00年代のもの 新品で手に入る 1200円から1300円 全巻揃えると33800円弱


・世界の歴史(中央公論新社)ハードカバー全30冊 全編カラー(図含め) 90年代のもの 「日本の古本屋」で全巻揃いで17000円くらい

・世界の歴史(中公文庫)上記ハードカバーの文庫版全30冊 冒頭数ページカラーで、大事な史料を示しているが、中身は白黒 中身は90年代のもの 新品で手に入る 2000円から2100円 全巻揃えると6万円ちょい

・興亡の世界史(講談社)ハードカバー全21冊 冒頭数ページカラーで、大事な史料を示しているが、中身は白黒 00年代から10年代のもの 今なら丸善ジュンク堂のネットショップを活用すれば新品で手に入る(と思う) 2500円 全巻揃えると52500円弱

日本の歴史についてはおすすめは講談社学術文庫版。最新の知見をコンパクトにまとめている。300ページ代後半とボリュームは一巻500ページ以上の中公文庫には負けるが、さすがに60年代の歴史の本を今読むのは特殊な興味がなければあまり意味がないだろう。(俺は中公文庫版は名著だと聞いてなんとなく読んでるけど。)ハードカバーの方でも全編カラーではないのであまりハードカバーを買う意味がない。安く済ませたいのならばハードカバーの古本おすすめ。カラーの史料は山川出版社帝国書院の図説の日本史の便覧で確認すれば良いだろう。


日本の歴史ならば、図説便覧で大体年代順に見ればカラーの史料が見られるのだけど、世界史は日本史とは違ってかなりニッチなところまで書かれているので、図説便覧ではカバーしきれない範囲も多い。できればカラーの方が写真などの史料が見やすくてわかりやすいと思う。

特に中央公論新社版ハードカバーの世界の歴史は勢力図などの図もカラーで印刷されているので、どこからどこまでがどの勢力の版図だったのか、などがとてもわかりやすい。古本になるが値段も手頃。なのでおすすめ。(最初文庫本も買ったのだけど、どうにも図版がわかりにくくて結局ハードカバーを買った。俺ほど理解力が無い人も珍しいと思うので、文庫版でもいいと思うけど、写真も多いので、カラーの方が楽しく読めると思う。2、3ページに一つ位の頻度で写真か図版が出てくる。文庫版はせっかく文庫になったのにハードカバーからあまり値下がりしてなくて6万円もするし。)

興亡の世界史は文明の興亡を焦点にして書かれているので、通史として読むにはどうなのかなというところもあるが、まだ読んでないからそう思うだけで、実際読んだら良いかもしれない。中公版が500ページくらいの情報量なのに比べて400ページ弱で21冊というのもちょっと貧弱? また、厄介なことに、古本で全巻簡単に揃えられる時期ではないが(一冊ずつの値段もあまり下がっていない)、新品もなかなか無いという状態。こんなに早く品切れになるのは残念だけど、仕方が無い。丸善ジュンク堂のネットショップを駆使すれば一部店頭在庫を持ってきてくれるので、新品で揃えることも不可能ではないと思う。

俺は世界の歴史で全体像を掴んでから興亡の世界史で文明の興亡をおさえようと思っている。ただし、いきなり中央公論新社の世界の歴史に挑むと、あまりの詳細さに少し混乱するかもしれないので、一番最初は山川出版社の『詳説世界史研究』でざっと流れを掴んでからにした方がいいかもしれない、と今中央公論新社の世界の歴史を読みながら思っている。


追記

・図説 世界の歴史(創元社) ハードカバー全10冊 全ページカラー 最新版は00年代のもの 古本でないと手に入らない巻がある 古本で全巻揃いで1万円台

最近は上記の本を読んでいる。高校卒業程度の知識で挑戦できて、そこそこ詳しく書いてあるので中央公論新社版の世界の歴史に進む前の前提としてなかなか良いと思う。以前書いた、上の方では、中央公論新社の『世界の歴史』に挑む前に山川出版社の『詳説世界史研究』で地ならしを、みたいなことを書いたけれども、実際に読んでみたらあまりに記述がざっくりとしていて、とても『世界の歴史』への地ならしにはならないと思ったので、ちょうどいい本を探していたのだけど、創元社の『図説 世界の歴史』は、なかなかいいと思う。全編カラーなので眺めているだけでも楽しい。解説はそこまで詳しくない上に、正直一人で書いた通史なので、著者の好みが結構出ているのだけど、そのあたりはまあまあ。古本で安めに手に入るのも良い。現在、Amazonでプレミアがついている巻もあるので、日本の古本屋かどこかで全巻揃いで買ってしまった方がいいと思う。

あと、色々調べたのだけど、『興亡の世界史』は最初に読む通史の本としては適さないらしい。やっぱり文明の興亡に焦点が置かれているので、中央公論新社版の『世界の歴史』を読んで、そこで詳しく取り上げられなかった文明について詳しく知るのに適しているらしい。まあまだ読んでいないのでなんとも言えないのだけど、とにかくそういうことらしい。

 

追記の追記

『興亡の世界史』が、講談社学術文庫に入った。2016年2月11日発売。第1期、第2期、第3期と刊行していくようだ。ハードカバーも全編カラーではないので、文庫で出るならば、そっちを買ってもいいと思う。(ハードカバーの全巻揃いは古本ではあまり出回っていないらしく、2016年2月5日現在、「日本の古本屋」で全巻揃い20000円の出品が1件あるのみ。)文庫は1冊1300円くらいなので、こちらを少しずつ集めるのも良いのではないだろうか。