VR中心、雑記ブログ

ブログ名は適当。あとで変えるかも。

Kindle Voyageの感想

Kindle Voyageをしばらく使ったので、感想を書きたい。

 

まず、300ppiの電子ペーパーの綺麗さは圧倒的。粒が見えない。欲を言えばもう少しコンストラスト比が高いといいが、今でも十分。日本語も英語も綺麗に読めていて、満足。


自炊には、なかなか良いと思うけど、やっぱり容量が少ないのが難点。mobiにしないと綺麗に読めないし。PDFは文字がかすれて表示される。mobiへの変換は必須。(自炊の設定は

voya.hatenablog.com

を参照。)容量については、外部メディア(micro SD)の使えるKoboの方がその点はいいのじゃないかと思う。解像度の高い新製品もそろそろ出るようだし。Koboでも確か読みやすくするためには変換は必須だった気がする。まあでも自分程度にしか自炊しない人にはKindleで十分だと思う。15冊くらいを入れ替えて使っていくと思う。


購入前にはラノベを買いたいと思っていたのだけど、いざ調べてみると結構扱っていないラノベも多くて、これは残念。まあ、のんびりと対応を待とうかと思っている。(なんか角川が全部安くなったときの勢いで色々と買ってしまったので、それらを読んで待とうと思う。)


英語の本は読むのに苦にならない。一発で単語の意味が調べられるのも、それが単語帳になるのも便利。熟語の意味を調べられれば言うことないんだけど(あとできれば内蔵辞書の単語数がもっと多ければ専門書も読めるのだけど。一般的な本を読むには十分です)。1万5千円する専門書が4千円で売ってたりするので、Kindle版万歳。安くて助かる。もっと、昔の本とかも電子化されていると嬉しいのだけど、それは欲張りというものかもしれない。


後藤明生の本が読みたい、Kindleを持っていれば無料で読める、と書いたのだけど、これは間違ってはいない。けど、ちょっと認識違いもあった。後藤明生の本は、Kindleを持っていたら、(おそらくプライム会員ならば)月に一冊無料で読めるラインナップに入っている、ということらしい。つまり、「手に入れる(無期限でいくらでも読む)」のには買わなくてはいけないらしい。残念だが仕方ない。それに、文庫より安いくらいだから、これを電子ペーパーで読めるならば買うのに躊躇はない。(透過光(液晶ディスプレーとか)と反射光(紙、電子ペーパー)の理解度の違いについては

voya.hatenablog.com

を。)


バッテリーのモチは公称通り、十分。数日間充電しなくても大丈夫。ただ、使って無くても結構減るので、数日ごとの充電は必須。(電子ペーパーは使ってない時には電力消費しないからほぼいくらでももつとか思っていた。)


俺は広告無しの3G+Wi-Fiモデルにしたけど、これについては広告がどのようなタイミングで出てくるのか実機で触っていないので、どちらが良いのか判断できない。広告はスリープにしたときとかに出るのだと思うのだけど、広告無しモデルでは内蔵されている各種画像の壁紙が表示されるのだけど、これが意外に豊富に出てくるので、スリープするたびにどんな画像が出てくるのか楽しみになっている。これは期待していなかったところに変な楽しみができている。まあ3G+Wi-Fiにするかは自分の利用スタイルで決めるようにして、広告はどちらでもいいんじゃないだろうか。自分はこのバージョンにして後悔はしていない。


起動や、本をめくるスピードなどで、今のところストレスは感じていない。十分なスピードだと思う。iPadKindleアプリとかで読んでいる時には注釈などにうまくジャンプできなくて困っていたのだけど、Kindle Voyageならばそれがうまくいったので、それも良かった点。

あと、買う前にはあまり気にしていなかったのだけど、本体の画面横のボタン(ページ送りと戻り)が意外に便利。ページ送りができると少し震えるのでわかるのだけど、これが本を読んでいる時に、持っているところから指を動かさずページをめくれて、思っていたよりも便利だった。(英語と日本語の本ではページめくりするためにタッチする場所が変わるのだけど、このボタンは下の方の線の大きいボタンはページ送り、上の方の点の小さいボタンはページ戻り、と統一されているのでわかりやすい。)まあ画面タッチでもそんなに変わらないとは思うのだけど、思っていたよりもページめくりが気持ちいいという嬉しい誤算だった。


以上です。何か気付いたら追記する。