Hololensの熱問題と視野角について
以下、適当に記事紹介。
Hololensについて、海外のゲームデベロッパーの方が、Hololens用のゲームを作っていく中で、かなりの時間Hololensを装着した経験から、Hololensの問題点と良い点を語っている。
まず問題点は、熱問題。VRヘッドマウントディスプレイと違い、Hololensは全てをデバイスに詰め込んでいるので、頭から数センチの距離にあるCPUから発される熱がかなりのものとなるらしい。ずっとつけていると、かなり熱いと。しかしながら、この問題についてはマイクロソフトも認識しているらしく、一定の温度になると、現在稼働させているゲームなどをシャットダウンするらしい。
また、視野角について、かなり狭い(他のサイトなどによると、ARの表示される範囲は、2メートルくらい離れたところから15インチのテレビを見ている程度、という話らしい)と批判されている点については、「人々はHololensのFOVについて大騒ぎしているけれど、実際の所、一度慣れればもうそんなこと頭に浮かんでこないよ」とのこと。3時間というバッテリーライフについても、一回の体験でそこまでやり続けることはまずないから、問題にならない、と。(これについて上の記事では、ライターの人が、おそらく熱問題もあって、長時間のプレイはそもそも無理なのだろう、と述べている。)
デベロッパーの方は、Hololensを、VRを超える没入型ゲーミングの領域の使者として、賞賛している。「ゲームにおける新大陸があるとして、VRはその大陸の半島だ。そしてARこそが、その大陸全体だ」ということらしい。
まあこれはHololens用のゲームを作っている人の発言なので、Hololensをべた褒めする評価になるのは当然だと思います。そのあたり差っ引いて読んでください。
しかしながら、市場予測でも、将来的にはARの方がずっと大きな市場になることはほぼ確実みたいなので(まあつまり、VRはゲームとかある程度の領域に止まるのに対して、ARはゲームなどに止まらず、生活に溶け込むようになってずっと需要も増す、ということだと思います)、この路線の未来はかなり明るいと言えるでしょう。
個人的には、ゲームの分野でARを使うことでどんなおもしろいコンテンツが出てくるのかあまり想像がつかないのですが、まあ、発展していって悪いことはありません。いずれメガネと一体化したりすると、生活に無くてはならないものになっていくだろうとは思いますので。ということで、さらなる開発をマイクロソフトには望みたいです。