VR中心、雑記ブログ

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Oculus Rift付属のXbox Oneコントローラーはワイヤレスではない

Oculus Riftがようやく日本のユーザーにも届き始めた。

そして届いたユーザーの報告によると、Xbox Oneコントローラーがワイヤレスではなく、有線になっているらしい。

どういうことだ?と思って、調べてみたら、日本の電波法ではPC向けXbox Oneコントローラーのワイヤレスアダプターというのは違法?らしく、使っている無線帯域の問題かなにかで、技適を通らなかったらしい。

まあそれは仕方ない。違法なものを売るわけにはいかないというのは当然だ。

しかし、それへの対応が理解できない。

 

ttps://www.reddit.com/r/oculus/comments/4evfio/my_rift_just_arrived_by_i_cant_locate_the/

Redditの当該ページ(はてなブログの固有エラーでリンクが貼れない。すみませんが、見たい方は頭にhを付け足してアドレスバーに貼り付けてください。)

 

まず、ユーザーの元に製品が届いて、Reddit(海外の大規模掲示板のようなもの)で日本の方が英語で投稿して、騒ぎになって初めて認めた。

有線と無線アダプターでは、無線アダプターの方が当然かなり高くなるのだが、その差額についての対応は一切するつもりがない。(ちなみに、日本Amazonで売っている、対応アダプターは6千円する。適法なものなのかわからないけれど。)

ユーザーに指摘されて、対応策として示したのは、今後販売ページをわかりやすくすることのみ。

 

もっと細かいことを言えば、Oculus日本法人のスタッフの人がTwitterで、「ちなみに、Riftの箱の中にはXbox Oneコントローラーのワイヤレスアダプターも付属します」、と述べていて、問題が発覚してから、訂正のTweetをしているのもかなりアレなのだが。Oculus本社と日本法人がうまくコミュニケーションとれていないんだな、というのを露呈している。

 

なぜこんなにダメな対応しか取れなかったのだろうか。

3月28日時点の予約開始時点でわかっていただろうと思うのだけど、日本向けの販売ページでその旨を記載することがなぜできなかったのだろうか。

それができなかったとしても、予約後、到着までに日本のユーザーにメールを送ったりするだけでも印象は全然違ったと思う。

そしてそれができなかったとしても、今後、日本のユーザーにメールを送るという対応は取れないのだろうか?だって、ほとんどの人は予約を済ませたら、もう販売ページなんて見ないよ。つまり、ほとんどの人はコントローラーが有線であることを知らずに、届いてから驚くわけだ。

 

まあ、個人的には、コントローラーは有線でも無線でも問題ない。確かに邪魔ではあるが、HMD自体が無線ではないので、自由に動き回るわけでもない。

しかし、対応がどうにも……。

Oculus Riftは、発送が遅れたことといい、メガネのことといい、今回の件といい、けちがつきまくっているな。