プーチン大統領が「AIを制したものが世界を支配するだろう」と発言
海外のサイトでも話題になっていたのだけど、検索したらすでに産経の記事があった。
プーチン大統領が学生に向けた演説で「AIを制したものが世界を支配するだろう」と発言したらしい。まあ、その通りだろう。ちなみに、プーチン大統領はAIについての予測の難しさなどについても言及していたようだ。
で、この発言を受けて、以前からAIがいずれ人間にとって致命的なものになるぞ、と警鐘を鳴らしていたイーロン・マスクもやべえぞ、的なことをツイートしたらしい(雑ですみません。産経のページに一応和訳もありました)。
実際、AIについてはどうなるのか予測がつかなくて、現在のディープラーニングでは結構早く壁に突き当たるっぽく、別段万能なものでもない。とはいえ、このままどんどん計算能力が上がり、量子コンピュータとかがもうちょい発展して、さらに新しい手法とかがもしも出てきたら、どうなるのかわからない。
で、AIの発展については楽観的なカーツワイルみたいな人もいるし、マスクみたいなやべえぞっていう悲観的な人もいる。
で、Future of Life InstituteっていうところがAI開発について色々とルール決めたのが「アシロマAI23原則」というもの。結構最近のものなのだけど。これが数千人の専門家とかの人たちから一応支持されているらしい。
下のリンクがFuture of Life Instituteの公式和訳。
AI Principles Japanese - Future of Life Institute
つっても、これも一応方向性を決めているだけで強制力も無いし、ましてやロシアや中国がこういうものに完璧に配慮するとも思えない。
まあ、どうなるんでしょうね。