VR中心、雑記ブログ

ブログ名は適当。あとで変えるかも。

そろそろCPUというものの形が変わっていくかも

www.itmedia.co.jp

wccftech.com

 

CES 2018でIntel量子コンピュータ用チップを発表した。現在49量子ビット(Qubit)ということらしいが、これでどれくらいのことができるのか正直よくわからない。上の記事によるとIntelの人が「量子コンピュータが商業に関連するには100万かそれ以上の量子ビットが必要になるだろう」と言っているらしいので、まだ先は長いらしい。(しかし、計算方法などを工夫すれば49量子ビットでも一応できることはあるっぽい?よくわからない。)

この量子コンピュータは極限の低温の状態(超伝導状態)じゃないと機能しない(Tangle Lakeとは、今回利用している「量子もつれ(quantum entanglement)」とアラスカにあるめちゃくちゃ寒い湖の「タングル湖」のダブルミーニングで名付けたようだ)のだけど、また別の方式としてシリコンで量子コンピュータ用チップを作ることに挑戦しており、すでに300mmプロセスでの作成方法は発明しているということだ。つまり、今後おそらくであるが、これまでのチップ作成の方法と同様に微細化していくことができる道がそこそこ見えているということだと思う。楽しみだ。

 

wccftech.com

Intelは今回もう一つLoihiという人間の脳を模したチップの詳細を発表した。これはすでに発表済みのもの。詳しくは以下の記事を。

japan.cnet.com

まあこっちもいまいちどういうことなのかわかってないのだが、どうやら人間の脳を模すことでAIの学習を効率的に出来るようにしたチップらしい。これまでのディープラーニングには数万とかのデータが必要だったりしたのだけど、それが数十とかで勝手に学習していくようになっているとかなんとか、まあよくわからない。

 

これらのチップというのはおそらくCPUのプロセスが限界に近づいている事と、新たな形の需要などに対応していくためにIntelが行っている模索なのだと思う。CPUというものを新しい段階に引き上げようという動きが最近各所で出てきており、っていうかそういう懸念はかなり前からずっとあったので研究していた結果が最近ポツポツ出てきているんだろうな。

こういうのとか。

voya.hatenablog.com

voya.hatenablog.com

ということで、もしかしたら10年後とかには、我々は今のCPUの延長上のものというよりも、少し変わったものを使っているかもしれませんね。