VR中心、雑記ブログ

ブログ名は適当。あとで変えるかも。

リアルタイム・レイ・トレーシング技術すごいなー

www.4gamer.net

レイトレーシング技術、最初ゲームの技術的な部分に明るくないのでピンときていなかったのだが、知れば知るほどすごい技術だな。これが一般的にゲームに使われるようになったら、ゲームの映像っていうのは一段と美しくなるな。とはいえ、HDRでさえ普及して一般的に使われているとはまだ言い難い(ですよね?)状況で、やっぱり普及には時間が掛かるんだろうな、とは思うが。

一応自分なりに理解した事をまとめておくと、今回発表されたリアルタイム・レイトレーシング技術というのは、文字通りレイ(ray 光線)、をリアルタイムでトレーシング(traicing 追跡)するもの。これまでゲーム中の反射とか影の処理とかというのは、適当に本物っぽく見えるようにでっち上げられていたものらしい。で、それを本当にここに光源があったら、その光源から出た光線はどうこのオブジェクトに当たって、このオブジェクトのマテリアルと形状がこうだから反射光がこうで、照り返った光がこちらに当たって、みたいなものを「リアルタイムで」計算して映像に瞬時に反映させることができるようになりましたよ、みたいなことらしい。「リアルタイムで」というのは、映画とかだとこの技術はすでに使われていて、時間をかけて計算をして映像に反映させていたらしい。映画が一見CGだとわからないくらいリアルなのは、こういった技術を使っている事もあるらしい。で、それが今までのグラボとかでは無理だった、リアルタイムで計算して反映させることがVolta世代からは可能になりましたよ、ゲーム制作者にも簡単に使えるようにするんで期待しててくださいね、ということのようだ。

(間違ってたらすいません。)

www.youtube.com

で、それ使ったデモ映像の中でわかりやすかったのがこの動画なのだけど、明らかにローポリのCG丸出しなのに、確かに光の処理が異常に綺麗で変なリアルさがある。

 

技術的な事について詳しくはこのあたりを見てください。

pc.watch.impress.co.jp

もっと詳しくは英語ですがNVIDIAの公式ブログを。

blogs.nvidia.com

 

 

 

とはいえ、Voltaでしかまだできず(?)、Voltaは30万円のTitan Vのみ。ということで、海外のサイトで「『Volta世代以降のGPUで可能』って事は、現在一般ユーザーが持ってる最新であるPascalでは無理なわけで、近々次世代の発表して、この世代はリアルタイム・レイ・トレーシングも可能ですよってアピールするんじゃないの?そして、次世代発表の噂のあるGTCが今月末だし……」という記事が出ていた。どうなのかわからないが、今年の8月にSIGGRAPH 2018でこの技術に関して、どういう風に利用するかという技術カンファレンスをNVIDIAが行うらしく、それまでに次世代の、少なくとも何らかの情報が出ないというのはちょっと考えにくい……かな?その時にこれこれこういう使い方をすればVoltaで可能ですって言われてもVolta持ってるゲーマーなんてまずいないわけで。まあわかりませんけどね。全部噂と憶測なので。