VR中心、雑記ブログ

ブログ名は適当。あとで変えるかも。

GDCではVR関連の話とかも色々と出ているのだけど、以下の記事がおもしろかった。

www.4gamer.net

Cloudhead GamesのCEOの方が率直に、「今VRゲーム盛り下がってるけど、2020年頃に盛り返すと思うから頑張ろうぜ」って言ってる。

VRへの注目度というのが一旦下がるっていうのは2016年にVR元年が云々と言われていた頃からずっと業界の人とかは言っていて、実際2016年度末から2017年頃には「VR流行らなかったな」みたいな言説もネットとかでは言われていた。でも実際のところ普及というのはその先にあって、というのが業界の人達の予想だったようだ。

で、たしかに現在VRというものへの注目度というのは下がっており、VRの話をしてもあんまり相手されないらしい(笑)。今は、ARとブロックチェーンだそうだ。

で、このCEOの方が言うには2020年頃には各社のVRHMDの開発競争の結果出た高品質なHMDが手に入るようになっているだろうし、アーケードでのVRゲームっていう形でみんなが体験を普通にするようになる事でVRが普及期に入るんじゃないか、っていう。このCEOの方も2020年頃にまためちゃくちゃVRが盛り上がるぞ!って言っているのではなくて、注目も少し回復して、普及して普通に稼げるようになっていく、って事を言っている。

 

まあ別にこれ、このCEOの方のオリジナルの考え方ではなくて、ガートナーっていう調査会社が、先進テクノロジーっていうのは、一度大きく盛り上がったあとにがくっと注目度が下がり、そこから少しずつまた上がっていって、ほどよいところで注目度は止まって普及していく、っていうサイクルをとるんじゃないかという予想をしている。詳しくは下のリンクを。

ガートナー | プレス・リリース | ガートナー、「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2017年」を発表

 

(とはいえ、個人的にはVRゲーム以外の色々な方向性でのVRは、それなりに堅調に推移しているような印象も受ける。まあ業界内部にいるわけではないし、ネット上の情報を調査したわけでもないのでわからないが。)

 

いずれにしろVRが何らかの形で生活に浸透して日常的なものになるのは確実だと思うので(それはMRとかそういう形でかもしれないが)、個人的にはVR廃れるんじゃないかとかそういう心配はあまりしていないのだけど、VRゲームメーカーには厳しい時みたいですね。4Gamerの記事では、2020年頃まで生き残るためにどういう戦略をとればいいかっていう事をゲームメーカーとして語っているので、なんとかゲームメーカーの方達は頑張って欲しいなと思います。