VR中心、雑記ブログ

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Leap Motionがミラーワールドというコンセプトを発表

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手指のトラッキングセンサーでお馴染みのLeap Motionが現実空間にCGを重ねてその中で「現実」をスイッチして環境に関わる事ができるようなMirrorworlds(ミラーワールド)という考えをコンセプト動画として発表しました。

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まあ、MicrosoftがこれまでMRとかそういう言い方で紹介してきたものに近いのかな?

で、おもしろいのは、中の人が

「この未来の技術は、皆さんが思っているよりも近い将来に実現するでしょう。現在のハードウェア技術を使えばほとんど実現可能で、技術的な制約は多くありません。残された課題は、我々がどのような世界を作りたいのか、コンセプト化、優先順位づけし、その世界を構築していくことです」

と言っている事。たしかに、動画を見てみると、これくらいのことは今でもスタンドアローンの機器でなんとかできそうな気もする。(限定された空間以外もとなるとどうかわからないけど。)というか、テクスチャーの荒さとかポリゴンのなめらかにできてない感じとか、いかにも今作ったらこんな感じになりそうだし、素人考えだけどこれくらいなら今でもできそう。

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でもこのあたりって具体的にどう使われると便利なのか、とかがいまいちわからない。遠隔会議は今でも映像を送ればそんなに問題ないわけだし、3Dのアバターがあった方が円滑に進む場面とかってそんなに頻繁にあるものなのだろうか。まあ携帯電話しか使ったことがない人達に初期のスマホもいまいちどう便利なのかわからなかっただろうし。

というか、そのあたりの「どう使うか」というのも、多分プラットフォームを開放した上でユーザー兼開発者みたいな人達が貪欲に使い方を開発していくのだろうしね。だからプラットフォームができることが大事なのだろうけど、そのあたりを今後どこが握るのかが怖くもあり、楽しみでもある。

Hololensみたいなものが3万くらいで手に入るようになると一気に楽しくなりそう。(いや、スマホは10万くらいするからもっと高くても普及はするか?しかし、スマホは携帯電話というすでにある必須の物の代替という形だったが、これは新しい価値を作るガジェットだから難しいかな。そのあたりについてもどういう戦略を見せてくれるのか、企業には期待したいな。)