はい。Draw は、Adonit Jot Touch 4、Adonit Jot Touch with Pixel Point、Wacom Intuos Creative Styluses、Pencil by FiftyThree の筆圧感知ペンをサポートしています。また、Adonit Jot Script のパームリジェクション機能もサポートしています。
デジタルアーティスト(イラストレーター・絵師)に向けた、iPadアプリベスト8+1(iPad Proでも使えるかも)
iPad ProとApple Pencilが発売されたら、こういった記事ももっと増えるだろうけれど、とりあえず現時点のiPadに対してのお絵かきアプリの紹介記事を翻訳してご紹介。一部、iPad Proへの対応状況なども記載。
Procreate
公式サイト
紹介
リストの最初は、Savage Interactiveの人気のアプリ。アーティスト達に高く評価されている。Procreateは素早く、正確なドローイングとペイントのアプリで、人目を惹くようなアートワークを描ける。GPUによって強化されたフィルターや4Kのキャンバス、それに64bitサポートなど、このアプリの最新バージョンは、アーティストを喜ばせるだろう。
このアプリは日本語に対応している。また、iPad Pro対応版として大型アップデートをしたところで、8Kのキャンバスなどもサポートされる。パームリジェクションにはすでに対応済み。(このアプリは持っているけど、レイヤー機能や色相調整、選択ツールや数百回のアンドゥ・リドゥなどお絵かきに必要な機能は一通り揃っているので、おすすめ。代表的なスタイラスならば、Bluetoothで登録して筆圧感知もできる。)
ちなみにApple Pencilの動画に出てくるドローイングアプリはこれとPaperとかAdobeのとかだと思います。
↑これ、Procreateです。
Adobe Photoshop Sketch
公式サイト
紹介
2番目の紹介はAdobe Photoshop Touchに親しんでいたアーティストにはベストなアプリ。Adobe Creative Cloudの開始後は、移動中にも仕事をしたいアーティストやデザイナーに向けて、モバイルアプリの統合などをAdobeは行っている。Photoshop Sketchはアーティストにとって慣れ親しんだPhotoshopのドローイングツール、鉛筆やインクペン、ブレンドツールや消しゴムツール、また、アクリルのブラシや水彩ブラシなどを揃えてくれている。Creative Cloudに入っていればノーコストで手に入れることができる。
無料のAdobe IDに登録すれば使えるみたい。日本語対応。iPad Pro対応済み。
公式サイトによると
Sketchは、Adonit、Wacom、Pencil by 53の最新の筆圧感知ペンとAdobe Ink & Slideをサポート
とのこと。
Adobe Illustrator Draw
公式サイト
紹介
2番目の、アーティストにとって理想的なアドビアプリは、Illustrator Draw。これは今はもう使えない、人気だったAdobe Ideasというアプリを発展させたもので、名前とデザインが変わって再登場した。タッチスライドデジタル定規のおかげで、完璧な直線と曲線をひける。また、Creative Cloudなどからイメージを持ってきて、トレースやコラージュにも使える。そしてカスタム可能なブラシたちや、ペイントバケツ、スポイト、レイヤー機能に50段階のアンドゥ・リドゥなど、慣れ親しんだ機能を使える。Photoshop Sketchと同じく、Creative Cloudの契約に含まれる。
これも、無料のAdobe IDに登録すれば使えるみたい。日本語対応。
公式サイトのFAQによると
Draw は他の筆圧感知ペンをサポートしていますか?
ということらしいです。
Autodesk Skechbook Pro
公式サイト
紹介
AutodeskのSkethbookアプリはまた違った、iPadでドローイング、スケッチそしてペイントするのに、素晴らしいツールだ。無料だが、アプリ内課金で480円払うことをすすめる。そうすれば、追加のたくさんの「プロ」ツールが使えるようになる。無料バージョンでは、10の基本ブラシと擬似的な筆圧機能、そして3つまでのレイヤー編集機能と16のブレンドモード、シンメトリーや比例などの変形ツールが使える。
日本語対応。この中で述べられている「擬似的な筆圧機能」というのが何を指しているのかよくわからないのだけど、とりあえず無料なので、気になる方は試してみると良いと思います。
WacomのIntuos Creative Stylus 2などが筆圧感知に対応。
Tayasui Skeches
公式サイト
紹介
私たちはTayasui Sketchesを外出時に突然インスピレーションがわいた時などに、アイディアをスケッチするのにとても良いアプリだと思っている。無料でダウンロード出来て、まずはじめにだらだら描きには適したツールを提供してくれる。鉛筆、ペンに水彩ブラシ、フェルトペン、消しゴム、そしてカラーホイールからカラーをピックアップする機能。紙の質感を選ぶことも出来る。これは利用可能なツールと組み合わせることで、よりリアリスティックに見えるストロークが描けることだろう。もしもアプリを楽しんだら、プロバージョンのために600円課金することもできる。写真をインポートする機能や、ペンブラシ、油彩、アクリルブラシ、エアブラシ、ブラシカスタマイズ機能、スポイト、そしてエクスポート機能ももっと増やせるし、レイヤーオプションも加わるだろう。スタイラスの筆圧感知機能のサポートも手に入れることができる。
日本語対応。
Inspire Pro
公式サイト
紹介
KiwiPixelのInspire Proはウェットな油絵の具をキャンバスに塗りつけるような効果を再現するのに良いだろう。絵の具をキャンバスにひろげたあと、シンプルに乾いたブラシを使用して、驚くべき色彩のブレンド効果を得ることができる。1200円と少しばかり高く、加えて言うならば、ライバルであるSketchbook ProやProcreateの方がより印象的なのに安い、とは言えるだろう。しかしながら、プロバージョンと同じツールなどを提供している無料バージョンを試してみて、プロバージョンの購入に値する、と思ったならば、フルバージョンのためにお金をかける価値はあるだろう。
英語のみ。無料バージョンも、プロバージョンも、ともにアプリ内課金で機能をたくさん増やせるタイプみたい。正直、最初から720円でフルの機能が使えるProcreateや、最初無料でその他のフル機能が数百円で使えるその他アプリの方が魅力的だと思う。公式サイトを見たり、無料版を試して、どうしてもこれじゃなきゃダメだと思ったら買ってみればいいんじゃないだろうか。
Pro版を詳しく見てみたのだけど、筆圧感知に関しては
筆圧感知スタイラスのサポート
● Wacom Intuos Creative 1 and 2 as well as the Bamboo Fineline
● Adonit Jot Touch 4 and Pixelpoint
● Ten One Design Pogo Connect 1 and 2
● HEX3 Jaja
ということらしい。
ArtRage
公式サイト
ArtRage - Natural Painting Software
紹介
もしもあなたが絵の具で描くのが好きならば、ArtRageというアプリが、優美なアートの作品を描く上で必要なツールをすべて備えた、手を絵の具で汚さない、驚くべきソフトだと気付くだろう。アプリを開けば、ビジュアルアーティストのスタジオにひとっ飛び、そこには油絵の具の列に水彩絵の具も思いのまま、そして無限の(バーチャル)白いキャンバスにブラシで好きに描くことができるだろう。繊細さとそこでの相互作用は完全に正しく再現されているので、リアルワールドのように、絵の具を混ぜてブラシで描くことができるだろう。すべての体験はまったくもって現実のようで、特にパレットを使って作品にたっぷりと絵の具を塗りつける時など素晴らしい。絵の具が混ざっていく様子やその全体的な結果などはトップだろう。だがこれはまずもってあなたがどれだけ才能豊かかにかかっている。しかしながら、もしもあなたが全くピカソとは言えなくても、絶望はしないでくれ。これはまさに爆薬だ、でもあなたのデジタルキャンバスを仕上げるために、のんびりと絵を描くこともできる。
日本語対応。なんかこのアプリの説明文だけ変に気合いが入っている気がするのですが、絵の具の感じを再現するアプリとしてはかなり良いようで。「デジタルイラスト」って感じのものを描くのに向いているかはわかりませんが、絵の具が好きならば試してみてもいいのではないでしょうか。
Bluetooth Stylus Support:
• Includes support for Wacom, Adonit, Adobe, and Pogo styluses.
ASketch
公式サイト
紹介
木炭でスケッチするのが好きな人に最適なアプリだ。シンプルな機能に絞ってデザインされており、ツールとかそういうことを忘れて、ただ描くことにのみ集中させてくれる。直感的なマルチタッチジェスチャー機能が、あなたの望む結果を手に入れるのに役立ってくれるだろう。250円でダウンロードすれば、すぐに白いキャンバスに向かえるだろう。すぐにスケッチを始めることができるし、ピンチしてズームして太い線や細い線を引ける。キャンバスの下をタップすれば、ツールのメニューが出てくる。とても基本的なものばかりだ。なめらかなブラシや毛羽のたったブラシを選ぶことができ、消しゴムも手に入るだろう。アンドゥとリドゥもすぐ手元にある。そのツールメニューから他のスケッチにも移れる。このアプリはどういった意味でも、オールラウンダーではない。一つの仕事をしてくれるもので、そしてその仕事はなかなかのものだ。木炭スケッチをデジタルで描きたいのならば、ASketchは使って楽しい、素晴らしいアプリだろう。
英語のみ。筆圧感知スタイラスに対応しているかはよくわからなかったので、気になる方は調べてみてください。
一応いくつかのアプリについては、筆圧感知スタイラスに対応しているかどうかも書いたのですが、確実なのは、自分のお目当てのスタイラスのページから、対応アプリを調べる方法かもしれません。まあ公式サイトでダメでも、調べてみたら対応していた、ってこともあるみたいですが。
以上で、最初にご紹介したサイトの8つのアプリについては紹介が終わったのですが、追加でもう一つ。日本人に特に人気なアプリがあるので、紹介します。
メディバンペイント
公式サイト
紹介
無料で使えます。元「クラウドアルパカ」。マンガやイラストを描くことに特化しているらしく、マンガ用のコマ割り機能や台詞埋め込み機能なども備えます。SAIやCLIP STUDIO PAINTなどに慣れ親しんだ人に使いやすいようなレイアウトになっているようです。パソコン版とほぼ同じ機能が使えるので、日本人には、iPadでお絵描きするならば、これだけで十分という人も多いです。iPad ProとApple Pencilへは対応することを表明しました。
対応スタイラスは
Intuos® Creative Stylus、Intuos® Creative Stylus 2、Bamboo® Stylus fineline
です。
公式ページは日本語なので、まず公式を見てもらえれば、どんなものかはわかると思います。
ということで、以上、「デジタルアーティスト(イラストレーター・絵師)に向けた、iPadアプリベスト8+1(iPad Proでも使えるかも)」でした。
iPad ProとApple Pencilには、すでに対応しているものもいくつかありますが、ほとんどのアプリは、この機会を逃すはずがないと思うので、デベロッパーがもう機能していない場合は別として、iPad ProとApple Pencilには対応してくると思います。
それでは、長文を読んでいただき、ありがとうございました。