VR中心、雑記ブログ

ブログ名は適当。あとで変えるかも。

MRヘッドセット、日本で一般発売開始。

www.moguravr.com

 

まじか、この値段はちょっと驚いた。MRヘッドセットの利点は価格が安いことだと思っていたのだが、これは……。

ちなみにOculusは6万3800円5万円(値下げしました)、Viveは8万4千円くらい、PSVRは4万4980円。国外価格はそれぞれ499ドル399ドル、599ドル、399ドル。で、AcerのMRヘッドセットは6万弱で国外価格は399ドル。でもこう並べると、そこまでイカれた内外価格差でもないか。まあ、おま値ではあるけど。

 

まあとはいえ、別に性能が低いために価格が安いわけではなく、良いところ悪いところあるが、いずれにしろ価格が安いならばいいんじゃないかな、と思っていたので、良いところ悪いところをシビアに考えなければならないな、っていうことなんだけど。

でもいずれにしろ、開発者でもない普通のユーザーはとりあえず様子見でいいのではないだろうか。今年末にSteamVRに対応するそうだけど、それまではコンテンツもそんなにない……と思う。よく知らんけど。(MRヘッドセットで利用できるコンテンツは多数あるのだけど、それは「ヘッドセットの中で利用できるアプリ」とかも入れているので、つまりVRでデスクトップみたいなものを広げて、そこでEdgeブラウザとか使えますよ、ということらしい。だからゲームとかそういうのは多分まだそんなに多くはないと思う。すでに開発者版が発売されてからちょっと経っているから、少しは出ているだろうけれども、一般ユーザー用の気合の入ったゲームとかはまだだと思う。)

www.moguravr.com

 

MRヘッドセットはアメリカではすでに5機種が予約開始しているらしい。スペックはサムスン製のもの以外は似たようなもので、解像度は1440×1440の液晶2枚で、リフレッシュレートは90Hz(Oculus Rift、HTC Viveと同じ)。最大の特徴はインサイドアウト形式のトラッキングで、Oculus RiftやHTC Viveのようなセンサーの設置が必要ないこと。解像度はRiftやViveの2160×1200(片目 1080×1200)よりも高いのだけど、RiftやViveは有機ELなのに対して液晶。

詳細なスペックなどは下のページを。

www.moguravr.com

 

で、実際の使い心地はこちらを。(Mogura VRの回し者かというくらいリンク貼りまくってる。)

www.moguravr.com

個人的には、ちょっとヘッドセット外したいという時にフリップアップできるのが良いなーと思う。結構、つけてから困ることあるんですよ。Riftの場合は鼻のところに隙間があるのでそこから見るという間抜けな図になりますが、MRヘッドセットはスマートにそこが解決できるわけですね。

とはいえ、上のレビューによると、やっぱりインサイドアウト形式のトラッキングは手軽さは良いのだけどトラッキング性能としてはセンサー設置式には今のところかなわないようで。

正直、トラッキングがガガッとなるのは結構冷めるんですが、でもセンサー設置式だと特定の範囲内しか動けないという制約もあるので、そのあたりはどちらを取るか悩ましいですね。(まあセンサーの範囲から出るほど動くということもなかなかないとは思うのですが。)

あとは、インサイドアウト形式なので、コントローラーはMRヘッドセットが認識できる範囲でしか基本的には動かないことになります。(つまり、前面の二つのカメラが映す範囲です。)範囲外に出ても一応コントローラー内の傾きセンサーとかは活きるらしいですが、基本的には体の前に持ち上げた状態で動かすことになります。これもちょっとめんどいですね。

 

ということで、MRヘッドセット発売開始の紹介でした。

 

 

※追記:Oculus Riftの値下げについてはこちら

voya.hatenablog.com