2018年ですね
このパルマーの回答、ちょっと感動した。パルマー、熱く夢見てる奴だな。
売上はアナリストたちが予測したように良いものだったでしょうか?もちろんそんなに良くありませんでした。VRのハードウェアやソフトウェアの開発者たちが予想していたよりもよかったでしょうか。確実に良かったと言えます。
この部分も、その通り!って感じ。なんかよくわからないところで「今VRがすごい!」「2016年はVR元年!」みたいな感じで煽られていたけれども、実際VR業界の内部ではみんないずれVRが生活の一部になるということはある程度みんな信じていても、「実際の普及がようやく始まるのは2018年頃だろう」とか、「2020年でようやくじゃないか」みたいな感じで予想していた人達ばかりだった。少なくとも、「2016年に急速に普及するぞ!」と言っていた人は見たことがない。
俺も2016年の終わり頃に上のエントリのように書いている。
2016年はVR元年!とかいってバンバン話題に取り上げられていたけれども、みんなかなり冷静だったよな。
で、VRZONEみたいなVR特化のゲーム施設とかも各地にできはじめていて、DMMの年間売り上げランキングで上位にVR作品(VR界隈が360度動画をVRと呼ぶのを嫌っているのは知っていますが、一般に伝わりやすいんで使っています)が並ぶような状態になっており、2018年は多分もっと安い一体型のVRHMDとかも出るだろうし、ということを考えるとなかなか未来は明るいような気もするんですが、どうでしょうね。
まあVR関連はいわゆる「ブーム」の状態ではあるので、結構体力のない企業とかがつっこんで思ったより稼げず失敗して撤退したり倒産したりもしている状況なんですよね。そう、VRって全然まだまだ稼げないんですよ。まあそりゃDMMとかはある程度稼げてるでしょうが、そもそもVRで本格的なゲームが遊びたいっていう層はまだまだごく一部なわけです。普通に「VR?あー、なんか一時期ニュースとかでやってたね」という層は圧倒的多数なわけです。
この状況が今後数年でジワジワ変わっていくかどうか、ってところですかね。個人的には一体型でインサイドアウト形式のトラッキングを備えたものが3万以下くらいで出てくるとおもしろいことになるんじゃないかなと思うんですが、それは2018年でも厳しいでしょうね。あるいは、iPhone入れてインサイドアウトでいけるものが出たら変わるかな?どうだろうか。とにかく障壁下げてくことですよね。
今年も、適度に頑張っていきましょうか。